30代の化粧品の選び方
アンチエイジング成分を配合しているものを選ぼう
ターンオーバーを促す成分
30代になると、肌細胞の生まれ変わるサイクル「ターンオーバー」周期は、20代の頃に比べ2週間も遅れると言われています。ターンオーバーが乱れると、肌バリア機能が低下し、様々な肌トラブルや年齢肌症状の原因となります。肌細胞を活性化させ、年齢と共に周期が遅れるターンオーバーを促進させる「EGF」「コエンザイムQ10」などの美容成分は、メラニンの排出や古い角質の除去を促し、お肌の老化を防いでくれるため、エイジングケアには欠かせない成分です。
活性酸素を抑える成分
活性酸素とは、本来体に入ってきたウイルスや有害細菌を殺して身体を守るための物質で、体内の酵素反応を促し、細胞内での情報伝達の役割をも担っている、体にとって必要不可欠な存在です。しかし、体内に過剰に発生すると、健康な細胞まで傷付け、酸化させてしまい、シミ・シワといった肌の老化現象を引き起こしてしまいます。活性酸素を抑える働きを持った抗酸化成分に「フラーレン」や「ビタミンC誘導体」などが挙げられますが、こうした美容成分もアンチエイジングには欠かせません。
角質をケアする成分
30代になると、ターンオーバーの乱れによって、古い角質がうまく排出されずお肌がゴワゴワしやすくなります。ゴワゴワ肌は、毛穴が詰まって化粧水や美容液などが浸透しにくくなったり、メラニンが排出されにくくなって肌がくすんだりするほか、水分を十分に蓄えておくこともできなくなるため「乾燥肌」の原因にもなります。こうした肌トラブルを防ぐためには、ターンオーバーを正常化させる成分だけでなく、「乳酸」や「フルーツ酸」といったピーリング成分を含む化粧品を使ってみることもおすすめです。
保湿を促す成分
30代になると、肌がもともと持っているお肌の潤い成分「コラーゲン」は急激に減少し、乾燥肌に拍車がかかります。30歳を過ぎたあたりから、「今までのスキンケア用品が合わなくなってきた」「肌の乾燥や小ジワ、ほうれい線などが気になってきた」と感じる人は増えてきますが、これは今までの化粧品ではお肌の乾燥を補い切れなくなっているためかも知れません。30代の基礎化粧品選びには、「セラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」など、保湿力の高い美容成分が配合されているものを選ぶようにしましょう。
使い続けられるものを選ぼう
お肌にとってどんなに良い成分を配合しているスキンケアアイテムであっても、使い続けることができなければ意味がありません。お肌の生まれ変わりには少なくとも1ヶ月という期間がかかりますから、続けるとすればそれ以上と言うことになりますよね。
たとえば値段が高過ぎる商品は、最初は少し無理をしてフルライン買い揃えることができたとしても、ずっと続けていくとなると途中で買えなくなってしまう可能性が高いですよね。
あるいはライン商品を洗顔、化粧水、乳液、クリームというように3ステップ、4ステップで使うのは、毎日のケアとなると少し手間かも知れません。特にお子さんがいらっしゃるお母さんは、家事に育児に忙しい合間にスキンケアの時間をどれだけ確保できるでしょうか。
ご自身のライフスタイルと相談し、どういった商品がもっとも負担なく続けていけるのか、というところにも注目して選んでみてくださいね。
30代に愛される化粧品ご紹介!
肌ストレスが溜まってざらつきや肌荒れが気になり出す30代に、お肌の悩みを一気に解消すべく新たに試してみたい化粧品をまとめています。疲れた肌をみずみずしいハリのある素肌へと導くための配合成分を、ターンオーバー促進や抗酸化作用、角質ケアなどの目的別に調べてみました。各製品の特徴や価格、口コミなどと一緒に、是非参考にしてみてください。