30代の色素沈着やシミの
原因と対処法を紹介!
活性酸素は本来紫外線から肌を守ってくれるもの?
私たちのお肌を始め、体内のあらゆる器官を老化させることで悪名高い活性酸素ですが、本来これは外部からの有害物質から私たちの体を守るものです。そのため、有害物質を浴びたり体内に取り込んだりすることによって増えていき、それらを退治してくれるというのが活性酸素の本来の役割なのです。
活性酸素は、紫外線や放射線を浴びたり、激しい運動をしたり、ストレスを抱え込んだりすると、ただちに発生してそれらを攻撃し、除去しようとしてくれます。風邪をひいたときに熱が出るのも、この活性酸素がウイルスと戦うことによるものです。しかしこの活性酸素はあまりにも強い殺菌能力を持っているため、増えすぎることによって私たちの体内の細胞を傷つけ始めます。高熱があまりにも続くと脳に後遺症が残ると言われるのも、活性酸素が増えすぎることによって脳細胞が攻撃されてしまうからです。
私たちの生命維持活動において絶対に必要であるにも関わらず、増えすぎると逆に体を傷つけてしまうため、絶妙なバランスを必要とするのがこの活性酸素なのです。