30代は化粧品の見直しが必要!
30代のお肌のターンオーバー周期は28日間から40日間に
30代になると、どこかの時点でいわゆる「お肌の曲がり角」が自分にも訪れたことをはっきりと自覚する人が多いでしょう。肌がカサつくようになった、ハリがなくなった、透明感が消えた、といったように明らかにそれまでとは様子の違う肌にある日気づくことになります。これを引き起こす理由の1つがターンオーバーの周期の変化です。
ターンオーバーとはお肌の新陳代謝、つまり皮膚のいちばん外側の部分である表皮内で新しい細胞が生まれ、古くなった細胞が押し上げられるシステムのことです。部位によってその周期はまちまちですが、手足に比べると顔は基本的に28日が一般的と言われています。
しかし加齢に伴って新陳代謝が次第に活発でなくなるのと同様にお肌のターンオーバーの周期も長くなり、30代では40日ほどかかるようになります。ターンオーバーの周期が長くなればなるほど肌はくすみ、シミは消えにくくなり、透明感は失われ、水分を十分に保てなくなっていくのです。そのため、お肌の曲がり角を迎えたらまずはターンオーバーを促進する成分を配合した化粧品への見直しが必要です。